体とお水の関係
私たちの身体の中で、水は体内をくまなく循環し、生命活動を維持する働きをしています。
成人の場合、一日に腎臓を通過する水は、180リットルにもなり、全身の水を6回も再生して使っているのです。
180リットルというのは、小さめのお風呂1杯分くらいあります。
それだけの水が、小さな腎臓を一日で通過しているのです。
水分補給の本当の意味をご存じですか?
「水分」って言われるといわゆる液体をイメージしますよね。例えば、お茶、コーヒー、コーラ、栄養ドリンク、スポーツドリンク…。
でも、身体が必要としている水分は「水」そのものなんです。
確かにスポーツ後の水分補給には、スポーツドリンクが気持ちよかったり、暑い日のアイスコーヒーで、」のどの渇きが癒されたり。
身体にとって「水」は、とても大切なものだと私たちは少なからずとも分かっています。
しかし、それでも水をあまり飲みませんよね。私たちが、水分補給に「水を取らない理由」はなんだと思いますか?
美味しくないから?
おなかがたぷたぷするから?
飲んだ気しないから?
あえて買うなら味があるジュース類が飲みたいと思うから?
人それぞれ様々な理由があるからでしょう。しかし、本当に「おいしい水」に出会うことが出来たとき、身体は欲求として水を欲する様になるんです。
今の飲み物では水分補給が出来ていない!?
ジュースやお茶類は、よく飲まれます。
でも、お茶にはカフェインが含まれていたり、茶カスが混ざっていたり。
はたまたジュースには化学調味料が含まれていたり。
実は、これらは人間の体内では「不純物」と見なされます。
人間の体内に無数に張り巡らされている血管は、そのほとんどが水分で成り立っています。良い水を取り入れると、血液は「仲間が来た」と感じ取り、血液中に豊富な酸素と栄養を含んだ水を取り入れていきます。
反対に、お茶などを飲んだ場合、それに含まれる成分を不純物と見なし、血液は「敵が来た」と感じ取り、水分をあまり補給してくれないのです。
血液はご存知の通り、身体の中を循環しています。血中水分が減少すると、流れが悪くなりドロドロ状態に。
水分を多く含むと、さらさら流れているのはすでにご存知のことと思います。