疲労感も水分不足から。

身体の中の水分が低下すると、脂肪をエネルギーとして代謝させる能力が低下してしまったり、運動をした後の疲労回復力が低下してしまいます。
お水は喉が渇く前に、回数を増やして少量でも頻繁に飲むのがオススメ。
目安はコップ1杯を3分くらいかけて、ゆっくりと味わうように。
1時間に1杯くらいを目安に飲み続けると、毎日2リットルは簡単に飲めちゃいます。
ウォーターローディングという水の飲み方。

私たちの身体は6割が水で出来ていますが、どんなに喉が渇いたからといって急激にその割合が変わるわけではありません。
一度にたくさんの水を飲んでも、ただ排泄されるだけであまり意味のないことなのです。
水をまったく飲まないで運動をしたチーム、休憩時間に自由に水を飲ませたチーム、発汗量と同じ量の水を飲ませたチームの3つのチームを構成して、直腸温の上昇を研究した例があります。
水をまったく飲まないで運動したチームは、ご想像の通り、すぐに体温が上がって疲労困憊状態になってしまいました。
一方自由に水を飲ませたチームは、最初は体温上昇を抑えることが出来ていましたが、しばらくすると急上昇してしまいました。
そして発汗量と同じ量の水を飲ませたチームは、最後まで体温の上昇がほとんど見られなかったのです。
このウォーターローディングという水の飲み方とは、つまりちびちびと多くの回数に分けて飲むということです。
スポーツ選手を中心に注目を浴びている水の正しい飲み方なのです。